この記事を書いているのはmanamiです。
独身生活を満喫していると「結婚はどうするの?」
そして結婚したらしたで「子供はまだ?」
このやりとり、本当にうんざりします。
30歳を過ぎてから結婚した私。
子どもは欲しいですが、できるとは限りません。
そんな中、子どもがいない夫婦に対しての世間の目が厳しすぎるのではないかと感じるようになりました。
- 子どもがいない夫婦への偏見の理由
- 子どもを作らないDINKsという生き方
私なりの考えを掘り下げていこうと思います。
子どもがいない夫婦
子どもが欲しいができない
子どもは作りたくない
どちらでもいい
など夫婦それぞれの状況や考えがあり、それぞれが尊重されるべきです。
それなのになぜ?
子どもがいない夫婦=可哀想
子どもを作りたくない=悪い考え
となってしまうのでしょうか。
批判・否定される理由
- 結婚したら子どもを作るのが当たり前だという考え
- 子どもがいる方が幸せだという考え
- 少子化を更に深刻化させるという懸念
- 孫の顔が見たいという自分の親の期待
どの考え方も理解できますし、否定するつもりは一切ありません。
しかし、子どもがいない夫婦が「悪」のように捉えられ、攻撃されることに対しては全く理解できません。
ネット上でよく見た意見として、以下のようなものがありました。
- 欲しくてもできないのなら仕方ないが、「作りたくない」は人として女性としてどうなのか
- 子どもがいなかったら、いつまでも(自分が)成長できないのでは
- 「作りたくない」という選択は自分勝手である
果たしてそうだろうか?と首を傾げたくなります。
子どもがいる方は皆さん立派な大人なのでしょうか?
子どもがいない方は皆さん未熟な人間なのでしょうか?
子どもがいる、いない、でその人の人間性や人となりは決して図れないと思います。
DINKsという生き方
皆さんはDINKsという言葉をご存知でしょうか。
DINKsとは、共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦、またその生活観のことを指します。
Double Income(夫婦2人の収入)とNo Kids(子どもがいない)の頭文字を取った言葉。
私がDINKsという言葉を知ったきっかけは、ライターの菅原恵利さんでした。
菅原恵利さんのnote「子供がいない夫婦は可哀想なのか?」
菅原ご夫妻は、「子どもを作らない」という条件で結婚をしたそうです。
国税庁の調査によると約1300万世帯の共働き夫婦のうち、子どものいない夫婦は413万世帯の約3割。
「子どもが欲しくても出来ない」という夫婦も含まれていますが、DINKsを選ぶ夫婦は年々増加傾向にあるようです。
働き方が多様化している現在、ライフスタイルも多様化するのは当然のこと。
他人の生き方を否定することからは何も生まれません。
その人が持つ考えを知り、その生き方に至った経緯を知ることの方がよっぽど大切だと考えます。
「子どもはまだ?」は禁句な話
私は31歳で結婚しました。
結婚願望はありましたが、年々薄れて「しても、しなくてもいい」と考えていました。
良縁あって今の旦那と出会いスピード結婚したのですが、結婚する前も後も周りからの圧が強すぎるのです。
子どものこと考えたら早く結婚した方がいいよ
子どもはどうするの?
次は赤ちゃん、楽しみだね
私は保育士をしていたほど、子どもが大好きです。
いずれ子どもができればいいなと考えてはいますが、できるとは限りません。
年齢のこともあるし、自分が子どもを授かることができる体なのかも分かりません。
そんな中で、
「子どもができたら人生変わるよ」
「絶対子どもがいた方が幸せだよ」
といったような何気ない一言が、どれほどプレッシャーを与えたり、不快な思いをさせているかということを、声を大にして言いたいです。
結婚後子どもを授からない芸能人に対して、「不妊症なのでは?!」みたいな勝手な推測をするニュースも見かけますが、本当に良くないですよね。
全く悪気はなく、期待を持って言ってくださっている方もいるとは思います。
しかし、その一言が大変負担で、不快な思いをする人が少なくないのです。
さいごに
子どもの有無で、幸福度や人間性は決して図れません。
「〜すべき」「〜が正しい」という偏った概念で判断するのではなく、その人の生き様に目を向けてもらえる社会になればいいなと思っています。
子どもがいない夫婦は、幸せじゃない、可哀想。自分勝手で悪だ!という批判がなくなることを願ってこの記事を書きました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。