私たちは30歳のときに仕事を辞めて、環境を変えるために兵庫県の丹波篠山市に移住してきました。
とは言っても新しい地で、暮らしも仕事も0からスタートって…
めっちゃきつい…ハードル高すぎ!
私たちはその不安を少しでも減らすため、まずは月々の固定費を下げることにしました。
今回はそのときに実践した4つについて紹介します。
固定費削減のためにやった4つのこと
1.月々の家賃を¥0へ
私たちは20軒以上の空き家を巡った末に、築40年の家を100万円という破格で購入しました。状態が良好ですぐに住むことができる状態でした。
ちなみに移住する前は月々の家賃が¥8,2000でした。
家を100万円で一括購入して以降、月々の家賃が発生していないので、生活のハードルが格段に下がっています。
状態の良い格安の家を購入するというのは再現性がないように思われるかもしれませんが、人口減少・過疎化・家余りの時代です。
粘り強く探せば不動産が欲しい人と手放したい人の良いマッチングは必ずあります。
2.スマホ代の見直し
夫婦で三大キャリアを利用してましたが、スマホをSIMフリー化して格安SIMに乗り換え。
夫婦で¥15,000ほどだったスマホ代が¥5,000ほどと、3分の1の金額になりました。
普段はほとんどWi-Fiを使っていますし、電話をかけることはほとんどないので、そもそも高いお金を払って三大キャリアを使う必要はなかったと思います。
3.生命保険の見直し
それまで、終身保険を老後資産形成と捉えて愚直に積み立てをしてきました。
リベラルアーツ大学の両学長は書籍 [本当の自由を手に入れる お金の大学] の中で「投資と保険は切り分けなさい」と言われているのを見て、それまで加入していた保険は解約し、代わりに子どもが成人するまでの期間のみ掛け捨ての生命保険に加入しなおしました。
結果的に、夫婦で¥14,000ほどだった保険代が¥5,000ほどになりました。
生命保険としては投資は別物と考えて、余剰資金があればつみたてNISAの枠を使って自分で投資先を考えて資産運用するように考えをあらためました。
4.自動車保険の見直し
自動車保険はネット保険にすることで格段に安くなりました。
ただし、ネット保険は万が一のときの対応が心配なので、比較サイトの口コミなどで入念にチェックをしました。
ちなみに、車についてはそこまでこだわりがなく、車自体は中古車です。
車両保険は不要と考えているので、そこでも保険代も抑えられてます。
以前は会社の団体割を使っていたので保険料はかなり安いと思い込んでました。
ネット保険で余計な特約をつけなければ保険料もかなり安くなることに驚きました。
2台で月々¥9,000だった保険料が¥6,500に下がり、年間で¥30,000ダウンなので結構インパクトが大きいです。
見直しの際に活用したサービス
自動車保険と生命保険の見直しや、医療保険の要否についてFPに相談して見直してます。
固定費を下げて浮いたお金で何をしてるの?
固定費が下がったことで
かなり生活が楽になりました。
神戸市に住んでいた頃に比べて収入が落ちてしまったのですが
そもそも固定費が下がった分、働かなくてもいいという特権が得られたように思います。
極論かもしれませんが。
とは言え、
生命保険を解約したり、
フリーランス的な働き方になり厚生年金がなくなるので
老後に対する蓄えをしておかなければなりません。
そこで、私たちは田舎移住と共につみたてNISAも始めています。
老後の蓄えとしてひたすら積立投資するというのが
私たちのスタイルです。
まとめ
- 田舎移住をきっかけに固定費が10万円ほど落ちました
- 固定費を落とすために住居費だけでなく光熱費、通信費、保険などそれぞれ最適な形となるよう見直しました
- 見直しの際はマネーキャリアのサービスを活用しました
- 浮いたお金でつみたてNISAを始めて老後の備えを始めました
これは自論ではありますが、人の不安の要素はお金・人間関係・健康の3つに大別され、そして密接に関わり合っていると考えています。
お金の不安を減らすことができれば、自分の好きなこと(家族の時間、本当にやりたい仕事、趣味など)にあてられる時間の余裕も生まれ、人生はより豊かになると思っています。
また、収入を増やすよりも、支出を減らす方が取り組みやすいので、ぜひみなさんも固定費削減に取り組んでみてください。