リフォームを少しでも安く済ませたいんだけど、何か方法はある?
「施主支給」っていう方法もあるよ!
施主支給とは?
施主=お客さんが、建材や材料を工務店に支給すること
- 施主支給のメリット・デメリット
- 施主支給をする方法と注意点
中古物件を購入し、リフォームした時の経験談を元にお伝えしていきます。
施主支給のメリット・デメリット

私は自分がリフォームをするまで「施主支給」という言葉すら知りませんでした。
自分で資材や建具などを支給できることを知っておくだけでも、リフォームの幅が広がります。
経験を元に、メリット・デメリットを掘り下げていきます。
メリット
- 費用を抑えることができる
- 自分の好みのものを選ぶことができる
費用を抑えることができる
工務店さんがオススメしてくれる資材や建具はグレードの高いものがほとんど。
私の場合は、トイレ(便器+ウォシュレット)の見積もりが16万ほどしました。
便座の自動開閉もいらんわ!
そんな最新の型じゃなくていいわ!
ということで、型落ち品の少しだけグレードを下げたトイレを支給させていただきました。
総額7万円ちょっと。半額以下になりました!
選ぶものによっては、必ずしも費用が安くなるとは限りません。
こだわる分高くなる可能性も。
購入する前には必ず工務店さんとの打ち合わせが必要!
自分の好みのものを選ぶことができる
大抵の場合は、工務店さんはどこかのメーカーと提携しているので、そのメーカーのものを勧めてくれます。
選択肢がそれしかない!と思いがちですが、自分で好みのものを選んで支給することもできるのです。
北欧風のキッチンにしたいなぁ
アンティーク感をだしたいなぁ
自分の好みに合った建具やインテリアにすることが可能です。
デメリット
- 工務店によっては対応してもらえない
- 水回りなどの設備はかなり注意が必要
- アフターサービスが曖昧
工務店によっては対応してもらえない
このキッチンを入れたい!と思っても、お願いする工務店さんに「無理!」と言われたら元も子もありません。
快く対応してくれる工務店さんを選ぶことが大切です。
水回りなどの設備はかなり注意が必要
キッチンやトイレなどの水回りは、給水排水管などの接続が必要です。
「配管の場所がズレていて接続できない」というトラブルもあるそう。
配管などの接続や調査が必要なものは、工務店さんとの事前の打ち合わせが必須。
クッションフロアや壁紙、アクセサリー類ならなんの問題ありませんが、水回りなどの設備に関係するところは注意が必要です。
アフターサービスが曖昧
メンテナンスについても注意が必要です。
支給したものが故障した場合、責任の在り所が曖昧でアフターサービスが受けられないことも。
高額のメンテナンス代を支払わないといけないなどの、トラブルになるケースもあるそうです。
施主支給をする方法と注意点

メリット・デメリットをよく分かった上で、施主支給を選んだ場合は以下のことに気を付けてください。
はじめに施主支給が可能かを確認する
快く対応してくれる工務店さんに出会うことからのスタートです。
施主支給を対応してくれるかどうかを事前に確認しましょう。
私は運良く、セルフリノベにも理解のある工務店さんに出会えたので、「工務店さんにお任せするところ」と「支給させてもらいたいところ」をはっきりと伝えさせてもらうことができました。
工務店さんと事細かに打ち合わせをする
このトイレで大丈夫でしょうか??
床排水タイプですね。
それで大丈夫ですよ〜
購入する前に、工務店さんにしつこいほど「これでいいの?」「本当に大丈夫なの?」と念押しして聞いていました。笑
納期は必ず守る
いざ施工する日に、支給したいものが届いてない!となると、工事日程などに支障をきたしトラブルになりかねません。
当たり前のことですが、納期が読めない、納期に時間がかかるものも多いので、早め早めの注文が大切です。
施主支給のまとめ

メリット | デメリット |
自分の好みのものを選ぶことができる | 費用を抑えることができる水回りなどの設備はかなり注意が必要 アフターサービスが曖昧 | 工務店によっては対応してもらえない
施主支給は本当に一長一短。
安く抑えられたり、自分好みに変えられる分、自分で調べて工務店さんと打ち合わせて…と時間と労力も必要になります。
楽しみながらリフォームするのが一番!
工務店さんにお任せするところと、自分のこだわりたいところをはっきりさせるのがいいかもしれませんね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。