この記事を書いているのはgoです。
先日、私はこういったツイートをしました。
空き家って何で放置されてる?
— ゴウ@田舎暮らしセルフリノベ (@go_FXDL) July 4, 2020
記事によると
「何をするにしてもお金がかかる」
が一番のネック
そして僕の肌感ですが
田舎ほど「先祖代々の土地だから」手放せない
コスト・感情の両面で
持主と再生事業主が
Win-Winになれば
世の中もっと面白くなると思うhttps://t.co/M3uYW2odbX @DIME_HACKS
空き家増加が問題視されるようになって久しいですが、
僕自身、田舎に引っ越してそれを肌で感じるようになりました。
私たち夫婦は空き家を改修することで、
安くマイホームを手に入れることができました。
家自体はタダ同然で、
かかった費用のほとんどがリフォーム代といった感じです。
体験談を書いていきますね。
“夢のマイホーム”の幻想
一人前に稼げるようになって
結婚したら新築のマイホームを購入する!
誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
私も新築物件を建てることを想定して
ハウスメーカーを訪れてあれこれと話を聞いたり、
候補地の地価を調べた時期がありました。
当時は会社員でしたが、
周りの同期の話を聞いていると、
5000万円以上のローンを組んで
35年間せっせと返済していくようでした。
その瞬間、ゾッとしたのを覚えています。
そして当時読んでいた「金持ち父さん貧乏父さん」で言うところの
『ラットレース』まさにそのものだと思いました。
俺はこの道を進むべきではないな・・・
持ち家 v.s 賃貸の論争は昔からあって、
それについては自分が幸せな道を選べばいいと思っているのですが、
少なくとも新築を何千万円ものローンを組んで購入する選択肢は
私の中では『なし』になりました。
田舎の中古物件という選択肢
その後、会社を退職し、
妻と田舎に移住することにしました。
会社というしがらみから抜け出した今、
ネットさえあれば田舎でも仕事はできるし、
固定費もグッと抑えられると考えて田舎を選びました。
そうすると道がパッと開けたんです。
空き家バンクで見つけた無料物件
以前記事にしたのでリンクを貼っておきます。
一生ローンを背負わないと買えないと思っていたマイホームが、
タダ同然で手に入った話です。
私たち夫婦はこの物件をベースに自分たち好みにリフォームを進めています。
総入れ替え(工務店さん)
・キッチン
・ユニットバス
・トイレ
DIY
・床のフローリング化
・壁の塗装
物件とリフォーム代の合計で500万円程度で済む見通しで
無借金で手に入れることができました。
中古物件の空き家は結構多い
空き家の実情
田舎に行けば行くほど
空き家って多いんですよね。
事実、私たち夫婦が実際に移住してきた集落では、
今のところ両隣が空き家です。
(片方の家は空き家バンクに登録されている物件で、
入居者が決まり、若い夫婦が引っ越してくることになりました)
また、近所を散歩すると点々と空き家を見かけます。
住んでいる地域の物件を
・SUUMO
・ホームズ
・アットホーム
などの不動産大手ポータルサイトを見ていると、
結構な数の空き家がヒットします。
空き家バンクを見ても毎週のように
新しい物件が登録されます。
そして中には「え?」っと驚くような金額で
売りに出されている物件もあるのです。
「すぐに住みたい」と思える物件は案外少ない
とは言え、
物件をわざわざリフォームして
売ったり貸し出す持ち主は少なく、
「すぐに住みたい」と思える状態の家は非常に少ない
というのが実情でしょう。
・築年数が古く老朽化が目立つ
・畳の部屋でなくフローリングがいい
・必要台数分の駐車場がない
・下水道がひかれていない(浄化槽)
・もっとお洒落な家に住みたい など
希望をあげればキリがないですが、
理想通りの物件に出会うためには毎日サイトをチェックしていなくてはいけません。
それに家を探しているライバルは一定数いるので
良い物件ほどすぐに契約が決まります。
リフォームを前提に考えれば問題なし
私たちもそうでしたが、
好みの空間にしていく上でリフォームは必須になります。
物件購入後にリフォームすることを考えておくことで
意思決定もしやすくなります。
例えばこんな感じ。
・水回りはリフォームするから状態が悪くてもOK
・フローリング化するから現状は畳でOK
現状のまま住もうとするので選択肢が狭まります。
リフォームありきで考えることで
選択肢が広がっていきます。
まとめ
・田舎×中古物件でマイホームは安く手に入る
・物件探しは根気よく
・リフォームありきで考えることで
物件探しの視野が広まり意思決定もしやすい
・中古物件をリフォームすれば無借金で
家を購入することも可能
本記事がみなさんの役に立てば幸いです。