先日、人生で初めて自分の意思で資格試験を受けました。
選んだ試験がFP(ファイナンシャル・プランナー)3級です。
僕の場合、ほとんど勉強時間をとれませんでしたが、
それでも最低限の準備をして試験に臨みました。
今回の経験を振り返りながら
FP3級の試験勉強についてまとめます。
FP3級の試験を受けた理由
会社の中のだけで社会人生活を送っていた僕は、会社を辞めて田舎に移住してきたときに「世の中のことを知らなすぎる」という漠然とした危機感を感じました。
例えば中古の空き家を購入したときには、家の名義変更の手順や固定資産をいつ納めるのかわからず、事あるごとにネットで調べて確認しました。
しばらくして、移住先で個人事業主として開業するのですが、所得税や住民税を納め方がわからないし、自分で確定申告をしたこともない。社会保険についてもネットで勉強しなおさないとよくわからないし、資産は銀行預金だけなんだけど大丈夫?というような状態でした。
世の中のことを広く基礎から勉強しなおそうと思った時に、YouTubeでFP3級の試験の本がちょうどいいとのを目にして、本屋へ走りました。
実際、教科書を開くと、家の譲渡とか所得税のこととか、まさに目前に起きていることへの知識や対処の仕方が書いてあり実戦的な内容だと思いました。
どうせ知識を入れるなら、そのまま試験も受けてみようと思ったのがFP3級の試験を受けた理由です。
僕がやった勉強方法
僕の場合、コロナで試験は中止だろうと高を括っていたのがあって
試験の週まで勉強をしていませんでした。
試験が実施されると知り、
やっと時間を確保したのが試験の2日前。
2日間で徹底的に勉強するつもりが
仕事の電話が鳴り止まず
たぶんトータルで5時間くらいしか勉強できませんでした…
まず過去問を解く
勉強する前に過去問を解いちゃう!
これおすすめです。
過去問を解くことで以下を理解するようにします。
- 出題形式
- 大まかな概要
- ある程度基礎知識がある分野とない分野
去年の問題を無勉強状態で解いてみると、
一応合格点の36/60点はクリアしました。
僕の場合は、普段から株や投資信託の取引をしているので、
金融資産関係については特に勉強しなくても良いレベルでしたが、
相続については経験もなく、相続関係の問題はほぼ間違ってました。
過去問はGoogleで検索すれば出てきます。
おすすめはFP3級ドットコムのサイトです。
過去問のPDFをわざわざ印刷しなくても
e-Learning形式で解けるし、
誰でもアクセスできる無料のサイトです。
こんな感じで問題に対して回答して
そのあと解説を読むの繰り返しで学習ができます。
僕は3時間くらいかけて過去4回分くらいの
学科試験&実技試験の過去問を解きました。
ちなみに実技試験とは名ばかりで
どちらもマークシート形式の筆記試験です。
本を1冊買って読む
僕は一冊だけ本を購入して読みました。
有名な本ですがこちらです。
試験前日の2時間ほどばーっと流し読み。
もう知ってるってところは飛ばしまくりました。
この本のいいところは
とにかく見やすい!これに尽きます。
教科書というよりは、
暗記しやすいように綺麗にまとめられたノートっていう感じです。
自己採点の結果
午前中に学科120分、午後に実技60分、
合計180分の試験に挑みました。
とは言っても、学科は半分以下の時間で解き終わります。
60分経過時点から途中退出が許されるので
7割くらいの人が途中退出すると思います。
実技も30分くらいで解き終わりますが、
こちらは途中退室が認められません。
気になる自己採点結果
学科試験:41/60点
実技試験:15/20点
うーん、微妙。ギリギリやん。
過去問では最終的に8割はとれてたのに・・・。
6割とれば合格なので一応合格ですが、
特に学科はわかんない問題が結構あった。
自己採点しながら、
「あぁ、そうなんだ」と学んでる状態 笑
もう少し準備をしてから受験したかったですね。
5時間の勉強ではこんなもんだというサンプルになれば幸いです・・・
まとめ
FP3級の試験は無事に合格しました。
ただ、大事なのは試験勉強の過程で学んだ知識です。
FPの試験3級は本当に広く浅くなのでライフプランを計画する中で、ざっくりとした知識が身に付くという感じです。
購入した本は大事に持っています。
「あれどうだったっけ」という時に引っ張り出して活用しています。
特に田舎では土地や相続などの問題に直面することがあります。
個人としても税金、社会保険、金融などに対しての基礎知識も必要です。
生活を送る上での教養としてFP3級の勉強をしておくと、以降の人生に必ず役に立つのでおすすめです。