私たちは自宅のDIYリノベーションをやっているのですが、水回りのみ工務店さんに施工を依頼しました。その際、「施主支給」により少し費用を抑えることができました。
今回は、そんな施主支給についてまとめました。
施主支給とは?
施主=お客さんが、建材や材料を工務店に支給すること
施主支給のメリット・デメリット
リフォームをする際には自分で資材や建具などを支給できることを知っておくだけでも、費用を抑えられたり、より自分好みにできたりと、リフォームの幅が広がります。
メリット1 費用を抑えることができる
業者がオススメしてくれる資材や建具は最新の高グレードのものがほとんど。
私の場合は、トイレ(便器+ウォシュレット)の見積もりが16万ほどしました。
私は型落ち品の少しだけグレードを下げたトイレを支給させていただきました。
総額7万円ちょっと。半額以下になりました!
メリット2 自分の好みのものを選ぶことができる
業者は大抵の場合どこかのメーカーと提携しているので、そのメーカーのものを勧めてくれます。
選択肢がそれしかない!と思いがちですが、自分で好みのものを選んで支給することもできるのです。
デメリット1 業者によっては対応してもらえない
業者によっては施主支給自体を断られてしまうことがあります。
もし、施主支給を前提にリフォームのお願いする場合は、快く対応してくれる業者を選ぶことが大切です。
デメリット2 水回りなどの設備はかなり注意が必要
洗面台やトイレなどの水回りは、給水排水管などの接続が必要です。
配管サイズが日本の規格と異なる海外メーカーのものを支給する場合は注意が必要です。
配管などの接続や調査が必要なものは、業者との事前の打ち合わせが必須です。
アフターサービスが曖昧
施主支給をすると、支給したものが故障した場合の責任の在り所が曖昧でアフターサービスが受けられないことが多いです。
万が一のメーカー保証が受けられなくなる可能性が高いため、例えばユニットバス、キッチン、エコキュートのような大掛かりなものの支給は避けるのが賢明です。
洗面台やトイレくらいにとどめるのがベターです。
施主支給をする方法と注意点
はじめに施主支給が可能かを確認する
施主支給を前提とする場合、事前に対応可否を確認しましょう。
可能であれば支給させてもらう商品をざっくりとと伝えましょう。
業者と詳細の打ち合わせをする
購入する前に、業者にしつこいほど「これでいいの?」「本当に大丈夫なの?」と念押しして聞きましょう。
納期は必ず守る
いざ施工する日に、支給したいものが届いてない!となると、工事日程などに支障をきたしトラブルになりかねません。
当たり前のことですが、納期が読めない、納期に時間がかかるものも多いので、早め早めの注文が大切です。
まとめ
施主支給は本当に一長一短。
安く抑えられたり、自分好みに変えられる分、自分で調べて業者と打ち合わせて…と時間と労力も必要になります。
業者にお任せするところと、自分のこだわりたいところをはっきりさせるのがいいかもしれませんね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。