こんにちは、manamiです!
私は夫婦で田舎移住を果たしました。
田舎でのスローライフに憧れ、移住してみたものの「失敗した」と感じている方が少なくない。
それはなぜなのでしょうか?真相に迫っていきたいと思います。
- 田舎移住に興味があるor検討している
- 田舎移住で失敗しない方法を知りたい
- 田舎移住したけれど、うまくいっていない
快適な田舎暮らしを送るために、知っておくべきことや心得を解説していきます。
田舎移住の理想と現実
「失敗」と思う理由
そもそもなぜ「失敗した」と思うのでしょうか。
それは、想像していた田舎暮らしと違うかったから!という理由が多いのではないでしょうか。
- 時間に余裕があって、まさにスローライフ
- 田舎の人はみんな優しく、助け合いながら生活
- 休日はのんびり好きなことをする
田舎=スローライフと思われる方も多いと思いますが、実際は全く違います。
想像していた生活とのギャップを感じる方が非常に多いのです。
- 思っている以上にやることはある
- 田舎の人は、都会からの移住者を警戒している
- 休日は自治会や町内会などの集まりが多い
ひとつずつ掘り下げていきます。
田舎暮らしの現実
思っている以上にやることはある
仕事の内容にもよりますが、都会の生活とやるべきことは変わりません。
田舎だから時間に余裕が生まれるというのは、かなりの誤解。
どこに行くにも車で何十分も走らないといけませんから、時間がかかります。(最寄りのスーパーに行くのに30分なんてザラです。田舎の30分は全然近い方。)
都会の生活では考えられないほど移動にも時間を使いますから、その感覚に慣れるまでは大変です。
田舎の人は、都会からの移住者を警戒している
はじめに声を大にして言っておきたいことは、優しい方もたくさんいます!!
意地悪とか陰湿とかそういうことではなく、ただ警戒しているのです。
都会の人=冷たい。田舎の人=優しい。みたいな勝手な期待が、理想と現実とのギャップを生みます。
都会にも優しい人も冷たい人もいる、田舎にも優しい人も冷たい人もいる。(当然のことですが…)
警戒されているので、はじめはそんなにウェルカムではないことが多いです。
初めから「あぁ受け入れてもらえなかった」と凹む必要は全くありません。
休日は自治会や町内会などの集まりが多い
場所によりますが、ほとんどの田舎では付き物。
休日に予定を入れたくても、地域の集まりを優先して予定を組まなくてはいけません。
多い時であれば、月に2回ほど参加しないといけないことも。
(この集まりがきっかけで、仲良くなれることも多いので行ったほうが絶対にいいです。)
「草刈りなんてしなくない!」「みんなで掃除?めんどくさい」と思う方は、田舎暮らしには向いていません…。
じゃあ、どうすれば失敗しないの?
田舎暮らしを失敗しないために
3つの心得
- 移住前には必ず視察に行くべし
- 各自治体の移住者への支援を調べるべし
- 先人の移住者の有無を調べるべし
それぞれ詳しく解説していきます。
移住前には必ず視察に行くべし
私たち夫婦は移住先を決めるために、たくさんの自治体に出向いて物件を見たり、その周辺を視察しました。
やはりネット上で見る物件とは落差があるものも多く、物件探しは難航しました。
詳しくは>>田舎暮らしに向けた物件探し【理想と現実】理想の古民家に出会うために
また周辺の環境を知ることはとても重要。
スーパー、病院、薬局、(子どもがいれば学校)などの、位置間隔は必ず把握しておきましょう。
「なんとなくこの雰囲気が好き」みたいな肌で触れてみて感じる感覚も案外大切だったりします。
各自治体の移住者への支援を調べるべし
移住にむけて力を入れている自治体が数多くあるので、必ずHPで確認してください。
I・U・Jターン移住者向けに引っ越し代や、家の修繕費、増築費などを補助してくれたり、お試しで一定期間住むことができる住宅を設けているところもあります。
各自治体によって補助内容や金額が異なるので確認を!
参考記事>>なぜ養父市が1位?【住みたい田舎ランキング近畿エリア総合第一位】
田舎暮らしを希望する人が本格的な移住を前に、一定期間、田舎での生活体験を行える住宅のこと。
いきなり移住することに不安を感じている方や、移住先を決めかねている方などにオススメ。
数週間から年単位で入居することが可能。(審査あり)
私たち夫婦も「お試し住宅」の応募しました。
>>京都府福知山市のお試し住宅(3LDK・家賃タダ・綺麗)がめちゃくちゃ魅力的で応募した話
お試し住宅がなかったり空いていなかったとしても、宿、ホテルなどを利用して、事前にその地域で数日生活してみることをオススメします。
先人の移住者の有無を調べるべし
なぜなら、先人の移住者がいることで、その地域の方々が移住者に慣れているか、移住者の受け入れを快く思っているかが分かるからです。
自分が初の移住者であれば、一から地域の方との関係を築いていけなければいけませんが、先人の移住者がいることで仲介役になってくれたりもします。
可能であればですが、先人の方からリアルな田舎暮らし情報をもらうとかなり有益。
私たちは自治体のHPから”町おこし協力隊”の方たちのSNSを発見し、DMを送りました。
「ぜひ案内しますよ!」との嬉しい返事が。
移住者同士、困った時には助け合う。一人でもそんな方がいてくれたら心強いですよね。
地域の方に受け入れられるまでが大変です。
しかし、田舎の方の警戒心を解きさえすれば、野菜をくれたり代わりに草刈りをしておいてくれたりと、必ず助けてくれるようになります。
まとめ
何事も下調べや準備を徹底しておくのが失敗しないカギです。
理想の田舎暮らしを考える前に、田舎暮らしの現実を知ろう!
理想と現実のギャップが大きくならないようにしたいですね。
田舎移住を検討されている方は是非参考にしてくださいね。
本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。