コロナ禍で地方移住、田舎暮らし、DIYといったキーワードがトレンド入りしました。
私たち夫婦はコロナ禍に入った直後に田舎に移住したのですが、私たちの移住先の地域では、その後に条件の良い家からどんどん売れていき、今となっては「住みたいと思える家が見つからない」といった声が移住希望者から出ているようです。
今回は2年半前に田舎移住をした私たちなりに、どうすれば良い家が見つかるかについてアドバイスさせていただきます。
物件探しの方法
一般的には、物件を探すとなるとこちらの方法になるかと思います。
私たちもこれらをすべて活用して探しました。
①大手の不動産屋
②地元の不動産屋
③市町村の空き家バンク
④市町村の公営住宅&お試し住宅
メリット・デメリットを画像にまとめています。
サイトに掲載されている情報がすべてではない
過去にこういった記事を書きました。
不動産や空き家バンク等のサイトに出ている情報が全てではありません。
私たちの例で言うと、最初にサイトを見た段階では、購入した物件にそこまで魅力を感じなかったのですが、実際に物件を見たときに「めちゃくちゃ良い!」と大きなインパクトを受けました。また、持ち主さんの思いや状況を聞いて、掲載されていた金額から大幅な値引きをしてもらいました。
以下が大事だと考えています。
- とりあえず足を運んで自分の目で見てみる
- ファーストインプレッションを大事にする
- 気に入る物件があれば、持ち主さんの思いや状況を確認する
- 購入費+リフォーム費でどのくらいになりそうかざっくり計算する
もし物件が見つからなくても諦めないで
今思うと、私たちはたまたま良い物件が見つかっただけだと思います。前提を覆すことになりますが、いきなり知らない地域に家を買うのはリスクが高いと感じます。
私たちは、移住を検討者している人からSNSなどを通して相談を受けることがありますが、まだ家が見つかってない人に対しては、「1年くらい賃貸などに住んでみてから家を購入された方がいいんじゃないでしょうか」と答えることが多いです。
その理由はこの2つを強く思うからです。
- 地域の雰囲気や人間関係など住んでみないとわからない要素が多い
- 実際に住んで地域に溶け込むことができると、外には出てない空き家情報が入ってくる
実は、私たちは移住してきたあとに、たくさんの空き家を見かけることがあります。そして、それは不動産屋などのサイトに出てない物件であるケースが多いです。
これらの理由を耳にします
- 先祖代々続く家を手放すことへの心理的なハードルが高い
- 仏壇がある
- 盆正月は帰ってくる
- 見ず知らずの人に売るわけにはいかない
- 売却するのが面倒で放置している
- 残置物が多い
以上のことから、私たちが思う中古物件をお探しの方へのアドバイスはこちらです。
「家を探してるって聞いたけど、あなたであれば家を売りたいんだけど・・・」と逆に話がくるようになりますよ。
今回の記事が参考になれば幸いです。